医療者への相談方法/
付き合い方
相談の仕方
医療者へご自身の不安や悩みを相談する際のチェックポイントを知り、治療の継続にお役立てください。
治療中のチェックポイント
-自分の状態も伝えましょう
治療にあたっては、主治医が治療で何を目指しているか知り、患者さんも同じ目標に向かって一緒に治療を進めることで、つらい治療も乗り越えやすくなります。主治医が目指す治療やその効果について考え方を確認してみるとよいでしょう。
また、新たな症状があらわれた場合は、治療による副作用の可能性もあるのですぐに主治医に報告するようにしましょう。血液検査や画像検査などによって分かる副作用は、その結果を見れば主治医が気づきます。
しかし、吐き気、動悸、便秘、かゆみ、食欲不振といった副作用は本人が言わなければ、主治医や看護師、薬剤師には分かりません。これらの自分で分かる副作用を発見して早期に対処するには、患者さんが言葉にして伝えることが大切です。

- 参考
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- 独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター(編):がんの冊子 がんと療養シリーズ もしも、がんと言われたら. 独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター, 2012
- 国立研究開発法人 国立がん研究センターがん対策情報センター(編):患者必携 がんになったら手にとるガイド 普及新版. 株式会社 学研メディカル秀潤社, 2013
- 国立研究開発法人 国立がん研究センターがん対策情報センター(編):患者必携 わたしの療養手帳 (普及新版). 株式会社 学研メディカル秀潤社, 2013