監修:岩手医科大学 血液腫瘍内科 教授 
伊藤 薫樹 先生

テクベイリ®と治療について

テクベイリ®による治療について

テクベイリ®の治療対象となる方

再発又は難治性の多発性骨髄腫
(以下を満たす場合に限ります)

これまでに以下3つのお薬を含む治療を受けたことがある方で、これらの治療で効果が認められない場合や、治療後に再発した場合に、テクベイリ®による治療を受けることができます。

これまでに使用したお薬
  • 免疫調節薬
  • プロテアソーム阻害剤
  • 抗CD38モノクローナル抗体製剤

以下に該当する方は、テクベイリ®による治療を受けることができない場合があります。
該当する方は、治療を開始する前に主治医とご相談ください。

テクベイリ®の治療を
慎重に検討する必要がある方
  • テクベイリ®の成分に対し過敏症の既往歴のある方
  • 感染症を合併している方
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある方
  • 授乳中の方
  • 小児等

テクベイリ®の治療スケジュール

漸増期
2~4日間隔で徐々に用量を増やしながらテクベイリ®を投与します。
継続投与期
1週間に1回、同じ用量のテクベイリ®を投与します。

テクベイリ®の治療スケジュールのイメージ図

テクベイリ®の治療スケジュールのイメージ図

投与部位

テクベイリ®は、お腹または太もも(図)に注射します。
・ お腹に注射する場合は、おへその周りは避けて注射します。
・ 注射した部位を圧迫したり、こすったりしないでください。

テクベイリ®は体重によって投与量が異なります。
患者さん一人ひとりの体重に応じた用量を注射します。

テクベイリ®の投与部位のイメージ図 テクベイリ®の投与部位のイメージ図

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