副作用について
治療中にあらわれやすい特に注意が必要な副作用
頻度は高くないものの、特に注意が必要な副作用
低ガンマグロブリン血症
- 多発性骨髄腫の患者さんでは、体内にある免疫の1種であるガンマグロブリンを作り出す量が少なくなっています。
- テクベイリ®を投与すると、さらにガンマグロブリンが減少し、感染症にかかりやすくなります。
感染症
- 多発性骨髄腫になると感染症にかかりやすくなります。
- さらに、テクベイリ®を投与することでもそのリスクがあるため、感染症には注意が必要です。
- テクベイリ®を投与した患者さんで、上気道感染、肺炎、敗血症、尿路感染、蜂巣炎などの発現がみられています。
- B型肝炎ウイルス陽性の方は、ウイルスが再活性化することもあります。そのため、定期的に検査を行うことが大切です。
感染症とサイトカイン放出症候群では、同じような症状がみられることがあります。
- これらの症状がみられたら、すぐに治療を行っている医療機関に連絡し、指示にしたがってください